35分の1スケール「巡航戦車 A41センチュリオン」をつくる、その11
足回り(サスペンション)です。以前に組んだティーガーⅠ(タミヤ製)と全く異なる形状です。こういった違いを見るのも楽しいです。
パーツE-8、9と、パーツE-20の軸を固定するために、自作の工具を使い「焼き止め」処置を行いました。熱した金属(釘)をプラスチックに押し当てると熱で「プニャ」っと溶けます。この溶けた部位が出っ張りとなってパーツが抜けないようになる・・・、のですが、あまり意味が無かったかも(←個人的感想です)。
作業の都度にサーフェイサーを吹いているのですが、この被膜分の厚みが程よいテンションになって、パーツが抜け難くなっていました。ゆっくり・慎重に動かせば問題ありませんが、ガンプラの可動軸のような太さはありませんから、簡単に外れる事は確かです。
ですので、この【サスペンションの可動】は、動かして楽しむためのものでは無く、ジオラマ制作において、履帯に動きをつける(ポージングをつけ易くするため)ものと考えるのが良いと思います。
戦車模型における【サスペンションの可動】は、ジオラマ制作を行うモデラーに対するメーカー側の配慮のようですね。単に「組むだけ」であれば接着してしまっても問題ないと思います。
ただ、このサスペンションに取り付ける転輪が綺麗に地面に接地しているかの確認は大事です。確認しておかないと、履帯は地面に接しているのに、転輪は履帯から浮き上がっているという【見栄えの悪さ】に繋がってしまいます。
くるくるはこの部位の可動は残しているので、そのあたりのチェックは転輪を手掛けるときに行いたいと思います。
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