YAMATO2520プロダクションノート~シド・ミード原画展へ

 無理をして、行ってきました。新宿ロフトプラスワンにて開催された「YAMATO2520プロダクションノート」、そしてアーツ千代田3331にて開催中の「シド・ミード原画展」。
 時間と予算の都合上、1日で済ませました。ミード展は、もっとゆっくり・じっくりと見たかったのですが、致し方ありません・・・。

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 来場者は100人を超えたでしょうか。「打ち切りとなった20年以上前の作品のイベント」にこれほどの人が集まるとは。
 開場までは、懐かしのYAMATO2520サントラが流れていました。イメージソングを歌った(確か最初は主題歌というハナシだったはず)TOKIOの声が若々しい(笑)。

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 構成は2部構成。1部に関してはニコニコ生放送で内容が流れたようですね。ゲストは事前に告知されていた方以外に、もりたけし(アニメ「ストラトス・フォー」の監督さんです)さんが参加してくださいました。
 2部に入ってからは、かつて発売されていた「宇宙戦艦ヤマト胎動篇」の映像も流れました。映像中の皆さんが「若い若い」(笑)。このビデオには、シド・ミードさんの仕事風景も収められており、その箇所だけでもシド・ミード原画展で上映したかったようですが、諸般の事情で出来なかったようです。
 恐るべし「大人の事情」(爆)。

 この2部では「お宝原画」も何枚か見る事が出来ました。司会の方から、「これらも開催中の原画展に出そうか」と言われるほど。その中にはミードさんが直々に「手直し」したものもあり、まさにお宝。
 さらに現状では「公開は絶対無理だろう」なものもありました。ミードさんのテイストから、確かに「あの人」のテイストになっています。う~む、あんな人が18代YAMATOを描いていたとは・・・。
 また、以前刊行されていたバンダイビジュアルの無料配布誌での記述中に「YAMATOがロケットっぽく垂直に発進をする」といった内容の記載があったのですが、この件についても言及がありました。強く反対するスタッフの意向を受け、ボツになったそうです。
 故・増尾昭一さんについても「ヤマト愛が強いから~」と評する発言もありましたが、もし増尾さんが健在であれば、そこからより深い掛け合いトークになっていったかも知れないと考えると・・・。ちょっち寂しいです。

 作品自体は「未完」となり、再開は絶望的ですが、参加したスタッフたちにとっては、このYAMATO2520は、様々な面で、良くも悪くも「貴重な経験値」を得る事が出来たものだったようです。むろん、《今、改めて振り返ってみると》という但し書きが付きますが。
 出来れば最後までやりたいなぁという思いを吐露する方もおられました。大なり小なり、関わったメインスタッフはその想いは持っているのではないでしょうか。でも、今この面々に本気でお願いするとなると・・・、大変です(^^;)。
 関わったスタッフの「生の声」をじかに聞けたのは、なかなかに面白い体験でした。特にトーク内容の大半を占めた(笑)「某氏」に関する話は、本当に面白かったのですが、もし自分がその人の下で働くとなると、『絶対にお断り!!』ですね。くるくるも『逃げ出します』。
 他人から聞く話(=他人事or部外者)であり、時間が経った今だからこそ、こういう場で「笑える」のであって、ねぇ・・・。

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 次はコレ。シド・ミード原画展の方へ足を延ばしました。むろん目的はYAMATO。この会場、昔は学校だったのですね。
 YAMATOと∀ガンダムで会場の半分近くを占めていました。日本アニメのビッグタイトル2作のビジュアルデザインを手がけ、そのどれもが日本側スタッフの度肝を抜くビジュアルだったわけですから、ミードさんの手腕が如何に凄いか、この点だけでも解ろうかというものです。

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 会場に来ていたお客さんからも『なにこれ。スゲェ』と感嘆の声を受けていた、YAMATOの内部図。ブリッジ内の椅子に座っている乗組員が外を見られる範囲はどこまでか?まで考えられています。
 個人的に、このミード版YAMATOと玉盛さんが描いた2199版ヤマトには強い共通点があるように感じました。おそらく、おふたりとも「本物の工業デザイン」を土台として持っておられるからなのではないかと思います。ミードさんと玉盛さんの対談が、もし実現したら、どうなるのでしょうか・・・?

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 もう一つは∀ガンダム。どのようにしてミードさんがこのデザインを仕上げていったかを紹介したショートムービーが上映されていました。
 日本側スタッフからの要望を聞き入れた上で、さらにその上、自身のアイデアと感性を融合させたデザインを提示していくという手腕に、さすがだなぁと感心しきりです。
 ∀ガンダムのデザインワークを紹介するショートムービーだけでなく、YAMATOのデザインワークを紹介する映像(ヤマト胎動篇に収録)も流す事が出来ていれば、確かにミードさんの仕事ぶりを理解する、一層の手助けになったのではないかと思いまず。
 あと、展示作品全般の感想ですが、色の感性が凄いですね。デザインのインパクトだけでなく、色のインパクトも強烈です。様々なデザイナーが、このデザインワークに魅せられ、影響を受けたというのも納得です。
 ただ、くるくる保有する容量の少ない脳みそでは、このミードワールドの感覚を掴むには困難でした(笑)。
 ∀ガンダムのデザインを始めて見た「プロであるはずの」日本側スタッフが当惑したという逸話には、凡人のくるくるも大いに共感します。う~ん、くるくるもかなり「こうあるべき」に捕らわれているのかも・・・。
 個人的には、∀ガンダム、ターンXのプラモデル、そしてYAMATOの1メートルサイズの模型も展示してあればな、と思いました。ミードさんの原画を展示するという趣旨から外れるかも知れませんが、ミードさんが提示したデザインを、日本側のスタッフがどのように解釈し、立体化を行ったのかという一例を示すことになりますし、踏み込んでも良かったのではないでしょうか。

 ちなみに、この展示会の最後を飾るイラストはナプキンに描かれた「エコノミー・サイズのマグロ」でした。〆にこういう作品を持ってくるなんて、ミードさん、お茶目♬です。
 で、会場を出たところの壁面には来展したゲストさんの寄せ書きがありました。
 その中に、あれ?「ヤマト出てました メガネ役」って・・?? 声優の置鮎龍太郎さんも来展していたのですか!?。ビックリだ。

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 で、今回の強行軍での購入品。図録とポスター、そしてポストカード付前売り券を購入していたので、引き換えてきたポストカードです。

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 ちなみに、ポストカードは、こんな絵柄でした。



シド・ミード ムービーアート THE MOVIE ART OF SYD MEAD
玄光社
シド・ミード

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宇宙戦艦ヤマト2199 Blu-ray BOX (特装限定版)
バンダイビジュアル
2017-01-27

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マクロスプラス MOVIE EDITION [Blu-ray]
バンダイビジュアル
2016-01-29

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スター・トレックⅠ-Ⅹ 劇場版BOX [Blu-ray]
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
2011-02-25

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零次元機械紀行 (原画集・イラストブック)
小学館
松本 零士

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 18代YAMATOのリニューアルキット、やってくれませんかねぇ(ボソッ)。

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この記事へのコメント

罪モデラー
2019年05月10日 23:56
18代ヤマトのキットのリニューアルするならもっと大きくスケールのキットが欲しい。(1/1000、1/700等)(^^)dちなみに2520のサントラCD2枚、今でもたまに長距離ドライブとかで聴いてますよ。(*^-')b

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