「宇宙戦艦ヤマト2202第7章・新星篇」を観に行く

 「宇宙戦艦ヤマト2202第7章・新星篇」、観に行ってきました。



 観に行ったのは大阪ステーションシネマさん。

画像


 全7章を観終わった訳ですが、ようやくストーリー構成の福井晴敏さんが考えていた「ストーリーと、構成」が理解出来た感じです。納得は出来ました。
 ただ、「この第7章の話、ああ、既視感がある・・・。」で、感動するかと言えば、それほどでも・・・。あくまで「納得」止まりですね。やっとストーリーの骨格を知るためのピースを知る事が出来た、という感じです。

 この第7章では、TV放映でいうところの23話~26話までが描かれています。で、

 ※25話→TVシリーズ最終回
 ※26話→OVAで描かれる後日談

 という感じです。ですので、映像ソフトを購入した方は、あえて26話を見ないという選択肢もあります。ここで終われば「さらば」風エンドとなり、26話まで観れば、キャッチコピーにある「真実のラスト」(2202における)となります。

 パンフレットでの記述によると、福井さんは今作に関して、

 ※「さらば」が原作。
 ※でも、「特攻エンド」ではなく、主要キャラを生き残らせる。
 ※泣かせてほしい。

 と注文されていたそうです。うむ、無茶ぶりです(笑)。そういう事がわかったうえで、個人的には「ストーリーの基本はこの路線で間違ってなかった」と思えました。
 問題は「構成」と「演出」です。TVシリーズ、全26話というフォーマットに対し、展開をどのように割り振っていくか、という点に関して、大いに問題ありと思います。これはドラマ演出、メカ演出の割り振りを含めて、です。
 特にガトランティスのネタ、2202新規キャラなどは、もっと早い段階で「チラ見せ」していても良かったのではないでしょうか。藤堂早紀に関しては、新見薫と顔なじみ(友人?)ぽい演出がありましたし。
 また、2199~星巡る方舟の中で描かれたキャラクターの相関関係を、もっと2202でも活かして欲しかったなぁと思います。特に斎藤たち空間騎兵隊と桐生美影との関連はもっと深く描けたのではと感じています。
 中心スタッフたちの「あれもやりたい」「これもやりたい」があり、それらを取捨選択する過程を経る事で、整理される面より、歪さの面が強く出てしまった感じがします。

 現在、皆川ゆかさんの手でノベライズ展開が成されています。こちら側では、キャラクターの内面や関係、メカ描写などが緻密に描かれています。どうも2202は、小説で表現する方が向いているような作品のようです。
 福井さんが原作を担当した機動戦士ガンダムUCは、まず原作小説があり、その上でアニメ化が行われています。もしヤマト2202も同様の流れで制作されていれば、もっと違った印象を与える事が出来たのではないでしょうか。
 
 全てわかったうえで、ヤマト2202に対し思う事は「嗚呼、モッタイナイ」でしょう。福井さんが掲げたテーマや志は間違っていないと思います。しかし、それを全26話というアニメのフォーマットで表現しきれなかった、もしくは表現していく際、詰めきる事が出来なかったという感じです。全26話って、現在のアニメでは本当に恵まれた尺なのですがねぇ。
 後出しじゃんけんになりますが、個人的には、ガンダムUCで脚本を担当し、ヤマト(松本零士作品)にも造詣が深いむとうやすゆきさんが2202でも脚本を担当してくれていたら、どうなっていただろうか、と思います。

 色々2202には文句も言ってきました。しかし、こうして「終わって」しまうと、何とも言えない喪失感があります。PSゲーム版でヤマトに「帰って」来てから、グレートヤマト、復活篇、実写版、そして2199から2202まで見続けてきたわけですから・・・。
 何だかんだ言っても、「どのようなヤマトになっても、結局はヤマトが好きなんだなぁ」という事を再確認した感じがします。
 今回のヤマト2202に関しては、「愛憎」と言って良いのかも知れません。これでしばらくはヤマトの新作アニメはないでしょう。いや、もう無いかも知れません。そう考えると、これまで購入してきた映像ソフトやPSゲームは、大事に手元に置いておこうと思います。

画像


 今回の購入品。ヤマト2202新聞にはメカデザイン担当・玉盛さんの手によるヤマトのイラストがあります。これだけでも購入する価値ありです。

画像


 入場者特典も頂いております。

 これで残るは2202小説版、そして2199コミック、週刊宇宙戦艦ヤマト2202をつくる、などが残るメインコンテンツというところでしょうか。特に2199のコミック再開は気になるところです。星巡る方舟や、2202の要素を入れてくるのかも注目したいところです。
 





超合金魂 GX-86 宇宙戦艦ヤマト2202 全長約425mm ABS&ダイキャスト製 塗装済み可動フィギュア
BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
2019-03-31

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト



小説 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち (4)
KADOKAWA
2019-02-28
皆川 ゆか

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト



宇宙戦艦ヤマト2202新聞 第4号 (サンケイスポーツ特別版)
サンケイスポーツ
2019-03-01
サンケイスポーツ

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト



機動戦士ガンダムUC [MOBILE SUIT GUNDAM UC] 7 [Blu-ray]
バンダイビジュアル
2014-06-06

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト



銀河鉄道物語?忘れられた時の惑星? 劇場版 Blu-ray
TCエンタテインメント
2014-05-28

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

罪モデラー
2019年03月05日 22:42
週刊宇宙戦艦ヤマトを作る。あと2年頑張りましょう。(*^-')b

この記事へのトラックバック

最近の記事

テーマ別記事

過去ログ

QRコード

商品紹介