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zoom RSS 映画「フューリー」を観にゆく

<<   作成日時 : 2014/12/22 21:52   >>

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 ブラット・ピット主演の映画「フューリー」を観に行ってきました。

 現存する戦車を実際に使っての撮影。
 1両の戦車で、多数のナチス軍相手に戦った男たちの話

 という宣伝文句から、WW2を舞台にした痛快娯楽戦記モノと思って観にいったのですが・・・。

 まったく期待を裏切られました。このキャッチコピーで観に行くと「痛い目」みます。

 これでもかと言わんばかりの、「戦場での凄惨さ」が描かれます。アニメで描かれるような「リアル戦場もの」で戦争を知った気になっているような人や、政治家は必見だと思います。
 
 「おくりびと」という映画がありました、納棺のお仕事を描いた映画です。この映画で描かれたような「死者に対する敬意」がいかに平和な時代・場所でなければ出来ないことか・・・。

 戦死者をブルドーザーを使い、まとめてデカイ穴にまとめてぶち込む。
 命乞いをするドイツ兵を「殺せない」と言う若い兵士に無理やり銃を持たせ、射殺させる。
 銃弾で足を吹き飛ばされ、死んでいく兵士。

 若い兵士は、戦場での経験を積み、ドイツ兵に対し罵詈雑言をぶちまけながら機関銃を撃ちまくってガンガン殺せるようになるまでに「成長」します。

 そうならなければ、仲間が殺されるからです。自分が殺されるからです。

 たくさん人を殺せば殺すほど「優秀」とされる場所、それが戦場です。戦争です。そんな当たり前のことを描いた映画です。
 でも、そんな状況に「苦しんでいるのです」。ブラット・ピット演じるベテランの戦車長も内心では苦しんでいるのです。
 「フューリー」とは「怒り」という意味だそうです。主役の戦車に付けられた名前になっているのですが、それだけではなく、

 仲間を殺された「怒り」
 人を殺さなければならない、この戦場に対する「怒り」
 戦争そのものに対する「怒り」

 そういった様々なものに対する「怒り」を表したものになっているように思いました。ラストシーンでの、あるセリフは、皮肉としか言いようがありませんでした。
 ラストシーンでの「彼」はその後どうなったのでしょうか?平穏な生活に「戻る」事が出来たのでしょうか?ほろ苦い余韻の残るラストでした。

 凄惨なシーンも多い映画です。ですが、フィクションとはいえ、生々しい戦場を逃げる事無く描いた映画です。今の日本人には特に見ておくべき映画だと思います。

画像


 後味の良い映画とは言えないと思います、ですが、観に行って良かったです。



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